2026.8.11~14 全壊家屋から救出された思い出

地震発生から2週間被災地区からの依頼が入り始めました。宇城市、氷川町、八代市 から合わせて約2万5千枚。緊急協力のために熊本入りされたあらいぐま山口、岡山、大阪のメンバーも加わり、被災地区において避難所や公民館のほか、戸別訪問での声掛けを続けています。家が倒壊したという方に案内されて御宅に行くと、安全に取り出せる場所に写真を発見、その場で依頼いただきました。「家が倒壊してほこりまみれになっていたから捨てようかと思っていた時、ママ友のグループラインでチラシが回ってきたから連絡した」「他のゴミと一緒に捨てようかと思っていたけどお願いするわ」被災現場を回ることで、こうした生の声を拾うことができます。被災直後に「捨てる」という判断をして、生活が落ち着いた後に悔やむ人をたくさん見てきました。今は、できるだけ多くの被災された方に「大切な思い出を捨てないで」と呼びかけることに注力しています。

地震でも写真や遺影は被災します

2024年の能登半島地震などの災害では、被災した写真やアルバムに次のような被害が多く見られました。●家屋内に取り残された写真やアルバムが、雨漏りなどで濡れ、インクがにじんだりカビが生えたりする。●倒壊した壁や天井の破片、土砂などに埋もれてひどく汚れる。●壁に飾っていた遺影の額が落下し、ガラスが割れたり額縁が壊れたりする。しかし、このような状態でも、写真をあきらめる必要はありません。あらいぐま人吉では、災害で被災した写真やアルバムの洗浄・クリーニングを行い、大切な思い出をできる限り元の姿に近づけてお返ししています。被災された皆様へ写真やアルバムは、災害ごみとして処分せず保管しておいてください。きれいにできる可能性があります。災害ボランティアの皆様へ家屋の片付け中に写真やアルバムを見つけた際は、家主さんに確認してください。そして、「写真洗浄ボランティアがあります」と一声お伝えいただけると、大切な思い出を守ることにつながります。PDFファイルのダウンロードはこちらこれからの予定とボランティア参加申込フォームはこちら。どなたでも参加できます。

2026.8.2 熊本市にて

今、被災地は暑さとの戦い。避難所含めて生活環境の改善など緊急の課題が多くあります。被災された方や支援関係者には緊急的な対応に集中していただくため、被災地でのあらいぐまの写真洗浄の動きは、もう少ししてから開始します。ただ、今後ニーズは必ず出ると予想しています、倒壊家屋などに残された写真が雨に濡れたり、泥や埃にまみれたりするでしょう。2024年の能登地震でも多くの写真が被災したとのこと。今後依頼が入ることを想定して、現在お預かりしている令和7年8月豪雨の被災写真の処置をできるだけ早く進めていくこれも今やるべき大切な活動のひとつです。今回は活動拠点にて

2026.7.5 人吉市にて

相良町の災害公営団地集会場にて七夕飾りと写真洗浄を同時開催しました。大学生7名、地元子ども会など、幼児から80代まで参加者は約50名。七夕飾り、折り紙、綿あめ、ポップコーン、そして写真洗浄体験コーナーも。災害ボランティアだけでは少しハードルが高くても、楽しいイベントとの合わせ技なら、ついでに体験できます。どんなきっかけでも、1枚の洗浄経験は記憶に残り、今後の災害で役立ちます。